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コンビニは超ブラック企業

      2019/04/19

先週の水曜日、つまり、4月3日ですが、コンビニ経営というものをやってみようかなと思って、近所のコンビニのオーナー店長に相談してみました。そのうち引退すると言っていたので、後任でやれるかなと思ったら、なんかすぐにでも交代してほしいようなことを言われました(笑)。

いや、笑い事ではありません。お金がないし・・・。(^0^;)

コンビニをやめると言っても、5年ぐらい先のことかと思ったのですが、すぐにでもやめたいらしいです。

そこで急遽、いくらぐらいかかるのか、契約条件はどうなのかを調べることにしました。

まず、かかる費用は約300万円です。ただ、ここのオーナーは1000万円ぐらいで始めたらしいです。しかも、過去最大で3店舗持っていました。今は近所の一店舗のみです。詳細は、コンビニのチェーンにもよりますが、開業資金次第でロイヤルティーが大きく違うという話でした。

それで問題はそのロイヤルティーですが、なんと60%~70%です。

これはひどいです。これでは奴隷労働ではありませんか?

コンビニ経営を考えている方、これが奴隷労働だと言うことに気がつかないようでは、経営者になる資格なんてありませんよ(笑)。

これがもし20%以下だったら、話になるのですが、ひどいですね。一気にやる気が失せました。

あと、契約条件として、夫婦でないとだめらしいのです。つまり、家族で回していくというのが基本のようです。いったいこれはどういうことなのか?

ロイヤルティーが高すぎて、人が雇えないからです。また、雇おうとしても、そもそも応募がありません。

まずロイヤルティーが高すぎて、まともにアルバイトを雇うと、完全に赤字になってしまうのです。まあ、ロイヤルティーが60%とか70%なら、当たり前のことです。

雇おうとしても雇えないのは、少子化により日本社会全体が人手不足の状況になっているからです。このコンビニのオーナーによると、そこでは店内に張り紙をしておくだけで、かつては、どんどんアルバイトが集まったらしいです。今は全然集まらないそうです。そこで、求人広告を出すわけですが、それでも人が集まらないので、困っています。

特に、夜間が最悪で全然人が集まらず、最近、半年以上は、二日に一度はオーナー店長が店番をする有様です。しかも、状況がどんどんひどくなっています。たぶん、これが原因でこの人はすぐにでもコンビニをやめたいのでしょう。もう60代半ばなので、体にかなり堪(こた)えているものと思います。

曰く、「今やめないと、やりたいことができない。」

まあ、逆に言うと、コンビニの経営などやっていると、やりたいことができなくなってしまうということですね。

それから、もう一つ重要なことがあります。契約期間です。契約期間がなんと10年なんですよ。10年の途中でやめると、違約金を取られるらしいです。ひどいですね。まさに奴隷労働としか言いようがありません。2年契約だとすぐに逃げられるので、10年契約なのだろうと思います。

そうこうして一週間がたちました。オーナー店長氏は私をコンビニの本部に紹介してくれたらしい。なんと気が早い・・・。よほど必死にやめたがっているのでしょう。

まあ、場所は悪くはないし、駐車場は広いのですが、周りにコンビニがひしめき合っています。住宅街の狭い地域になんと7店舗もあるのです。最近もそのうち2店舗が閉店に追い込まれましたが、まだ2店舗ぐらいは閉店になるだろうと思います。

こういうコンビニの出店ラッシュのすごさも問題ですね。これでは完全に共食いです。そもそも、ファミリーマートが何でこんな狭い地域に4店舗もできるのでしょうか?笑ってしまいますね。

狭い地域にたくさん密集していると、配達に便利なので、本部は積極的に狭い地域に集中して作ろうとするらしいです。全く興味深い経営方針です。

だんだんとコンビニのひどい実態がわかってきたところ、突然、マスコミでコンビニたたきが始まりました(笑)。たぶん経済産業省が乗り出したからでしょう。

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