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円高が進行/為替相場は政府の政策通りにはならない

      2017/09/02

円安が進行していたと思ったら、今度は一転して円高だそうです。

円が全面高、株安進行で買い優勢-対ドルで118円台後半

 12月10日(ブルームバーグ):東京外国為替市場では円が全面高。日本株の大幅下落を背景にリスク回避に伴う円買いが優勢となった。対ドルでは1ドル=118円台後半まで円買いが進んだ。

 ブルームバーグ・データによると、円は主要16通貨全てに対して上昇した。ドル・円は午後3時37分現在、119円04銭前後。一時は118円69銭まで円高に振れる場面が見られた。朝方には120円ちょうど付近までドルが強含む場面も見られたが、午後に入り日本株が下げ幅を拡大するのに伴い円高が鮮明になった。

 シティバンク銀行個人金融部門の尾河眞樹シニアFXマーケットアナリストは、「どちらかというと株価主導の円買いという流れだ」と言い、「株がまだ下がるようだと円高ももう一段進む可能性がある」と指摘した。ドル・円については、ここまでの上昇が速かったため、調整があった方が「ガス抜きになっていい」と述べ、調整することで再びドル「買い余力が出てくる」と語った。

ユーロ・円相場は1ユーロ=148円台前半から一時147円14銭まで円買いが進んだ。同時刻現在は147円52銭前後。一方、ドルは主要通貨に対して軟調で、ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.24ドル付近までドルが弱含んだ。

世界株安

 9日の金融市場では、中国での短期融資に関する担保規定の厳格化によって成長が減速するとの懸念が広がったほか、ギリシャの大統領選前倒し決定で、政治的混乱を招くとの不安が広がった。株価が世界的に下落する中、安全資産とされる米国債や金が上昇した。

 尾河氏は、ギリシャの政局リスクは以前から指摘されていたことであり、「中国の物価が低いとか、いろいろ世界経済懸念はあるかもしれないが、そういうネタをきっかけにむしろFOMC(米連邦公開市場委員会)や年末前のポジション調整が株価の調整を誘っている」と説明した。

 10日の東京株式相場は続落。午後には日経平均株価の下げが一時500円に達した。一方、中国株は反発し、前日に約5年ぶりの大幅安を記録した上海総合指数は3%近く上昇している。この日発表された中国の消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したことで、追加金融緩和の観測が高まった。

 大和証券金融市場調査部の亀岡裕次チーフ為替アナリストは、ドル・円について「ちょっと調整に入っている感じだし、すぐには止まりにくいかなというところはある」と指摘。もっとも、「世界的な株価の動きも一時的な調整であって、ピークアウトしたわけではないと思うので、それと同様だろう」と言い、基本的なドル高・円安の流れに変わりはないと話した。

 記事についての記者への問い合わせ先:東京 小宮弘子 hkomiya1@bloomberg.net

 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Garfield Reynolds greynolds1@bloomberg.net 崎浜秀磨, 青木 勝
更新日時: 2014/12/10 15:40 JST

引用元: 円が全面高、株安進行で買い優勢-対ドルで118円台後半 (Bloomberg.co.jp)

日本の景気が、ごく一部で、改善したのは、円安が原因なのですが、これを政府の力だと勘違いしている人がたくさんいるのではないかと思います。

しかし、為替相場というのは、政府の力ごときでどうかなるものではありません。それは、もちろん、多少は影響を与えるでしょう。しかし、動いているお金の金額が途方もない金額なので、政府が介入しても、大した影響はありません。

政府のお金で為替相場が自由に操れる様なら、どこの国も経済で苦労することがかなり減るのではないかと思います。逆に言えば、政府の資金程度で為替を操ることができるのなら、為替を自由に操りまくる人がたくさん出てきそうです。そう言うことができれば、いくらでもお金を儲けることができそうです。

政府の金融政策が影響を与えると言っても、それだけで為替相場が決まるわけではなく、世界的規模のいろいろな要因が複雑に絡み、その時の雰囲気によって流されていくものですから、政府の意図の通りにはなかなか行きません。

一部の業界で景気がよくなったのを、自民党政府のおかげだ等と勘違いしないように注意したいものです。たまたま円高になって、一部の業界が幸運に恵まれたというだけの話です。

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