公人のプライバシー

スキャンダルの報道により議員職などを辞任したり、選挙で落選する政治家がいます。

月30万円で女を買おうとした宇野宗佑(うの そうすけ)首相とか、不倫相手の女の母親とのセックスを要求した山崎拓(やまさき たく)衆議院議員とかが、その典型的な例として挙げられるようです。宇野宗佑は在職69日で内閣総理大臣を辞任し、山崎拓衆議院議員は30年以上衆議院議員を務めていた大物政治家でしたが、選挙で落選しました。


宇野宗佑総理大臣(当時)。一見、人が良さそうなおじさんに見えますが・・・。


山崎拓衆議院議員(当時)。「マル政」と一般に呼ばれていますが、株でお金を集めていたらしいです。「株式市場を荒らしていた」とも言えますね。さらにもう一つの裏の一面として、えげつない性的活動もされていたようです。

こういう公人に関するスキャンダル報道をくだらないとか、不正な行為だとする人たちがいるらしいです。(一例

では、こういう報道を一切しないとどうなるかを考えると、思いっきり政治や社会が腐敗するのではないでしょうか?悪いことには、刑法で定義される犯罪と道徳的に許されない非行や非道があります。犯罪の報道は当然です。では、非行や非道は報道してはいけないのでしょうか?

政治家のような公人は非常に大きな影響力を持ちます。普通の人が、消費税は生活を破壊すると言っても、ほとんど誰も聞く耳を持たず、ほとんど全く影響を与えることはありませんが、政治家が消費税は必要だと言えば、重要な意見として、尊重されます。

もしそういうことを言う政治家が極悪非道の人間だったとしたら、どうでしょうか?その人の意見を尊重すべきだと思いますか?いくら合法的にやっていると言っても、極悪きわまりない悪党であれば、その人の言うことは尊重すべきではなく、むしろ、その人は社会から排除されるべきですよね。社会のど真ん中で権力を振るうのではなく、社会の片隅でこそこそ生きていてほしいですよね。

それでも、世間の人が一国民として、そういう極悪非道の悪党を議員や内閣総理大臣にしたいのであれば、勝手にすればいいのですが、そういうことは、きちんと情報を与えられた上で決めさせてもらいたいと思うのが当たり前のことではないかと思います。

だから、私の意見としては、公人や準公人など社会的な影響力の強い人にはプライバシー侵害を認めるべきではなく、全て公開されてしかるべきだと思います。

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